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フランス通信 French Correspondence!
フレンチ通信 こんにちは、ユキノキノです。 前回は初回という事もあって、どんな書き方をしてよいのかよく分からなかったのですが、出来上がったものを見てびっくり!堅すぎた!!私だけ異質!!というわけで、今回はもっと軽いノリで書かせてもらうつもり・・・だったのですが、、、そんな事言ってられないような大事なニュ−スがフランスでありまして、、、 ピンと来る人がどの位いらっしゃるかわかりませんが、<大統領選>です!
フランスの大統領選は一回目の選挙で名乗りを挙げた数人の立候補者の中から上位の二人を選出し、2週間後の第2回選挙でこの二人の一騎打ちとなるしくみです。 で、去る4月21日にその第一回目が行われたのですが、なんと誰も予想だにしなかった 極右派の LE PEN(ル・ペン)氏が2位で当選してしまった。誰それ?って? ん〜フランスのヒットラ−と言えばこのペ−ジを飛ばしちゃおう!と思った人を引き止められるでしょうか??アラブ人、黒人、ユダヤ人、そしてフランス人と結婚した事によって滞在許可を受けた日本人だって所詮は移民。祖国のある人もない人も(フランスで生まれた人とか)祖国に送り返してピュアなフランスを取り戻そう!従わない奴は・・・と言うのが彼の説。メディアも国民も誰もがシラク氏(現在フランスの大統領)とジョスパン氏(現在のフランスの総理大臣)の一騎打ちになると思っていたので大慌て・・・ 翌日から即、フランス中で<人種差別者ルペンに反対!>のデモ行進が繰り広げられました。それにしてもこの抗議デモを行ってた人の多くが学生、まだ選挙権もないような人達だったというのは印象的でしたね〜。 政治の話好きのフランス人にたまにうんざり(?!)する事もありますが、自分達の国の大統領を自分達で選ぶ(18才以上の全フランス人が直接投票します)、そのシステムのせいか、若い時から政治にこれだけ感心を持てるなんて やっぱりすごいです。日本で政治なんて全く興味もなく、よくわかんなかった私は日本の首相選びって全国民(もちろん選挙権を持つ年に達する)による直接投票だったかどうかすらも言えないザマス。ホント。自慢じゃないっす。
デモのお陰か、結局は81.8%対18.2%と大差でシラク氏が勝ち、みんな一応ほっと胸をなでおろしました。でもここで忘れちゃいけない事が2つ。まず、今回の大統領選に有効投票にたフランス国民の12%もの人は(人数にすると何人だろう??)外国人排斥をスロ−ガンとするル・ペン氏に賛成って事。そして2つ目はシラク氏に投票した82%のうち6割以上の人はもともとシラクの大政敵であるジョスパン及びそれに近い党に賛成の人々だったって事。 <大統領>って肩書きがなければ今すぐにでも牢屋に入らなければならないような大泥棒シラクに(シラク氏は闇献金等の汚職関連で召喚されているが大統領の特権で拒否を続けています・・・)、いくら我がフランスを守る為とは言え、投票しないといけないなんて、想像しただけでも吐き気がする。。。と言ってた人もたくさんいました。 新聞の見出しやデモの看板にも<ヒットラ−に投票するな!大詐欺師に投票しよう!>等と書かれており、私の周りにたくさんいるアンチ・シラク派にとっては本当に辛い選択だったようです(選択事態は簡単だったそうけど、嫌いな人に投票するって行為がね。。。)。でも自分達のフランスを守る為、にこうした行動にでれる彼らを、私はすごいと思いましたね〜。当のシラク氏はあたかもこの82%はみな自分を好きでいれてくれた人達だ、といわんばかりの顔で投票演説を行い、彼らの気持ちをさらに害したようですが。。。外国の新聞等にこういった内情がどこまで書かれているかは分かりませんが、せめてこのペ−ジを読んで下さってる方に解ってもらえれば、彼らの気持ちが少しでも救われる事でしょう。 ちなみにこれが逆の立場だったら、つまり、ジョスパン氏とルペン氏の一騎打ちだったとしたら、果たしてシラク派だった人達はフランスの為、と言って政敵のジョスパンに投票していただろうか???と言う興味深い疑問は残っていますがね。。。と、すいません、今回も堅いテ−マになってしまいました。 文)ユキノキノ
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