backissues:
01
02
03
04
05
This page is only Japanese. Sorry.
フランス通信 French Correspondence!
<溺れてる日本人は助けない事!?の巻>
ここんとこフランスで 結構有名になった小説家にA・Nと言う女性がいる。 日本で生れ、暮してた経験を元に、日本の事をフィクション・ノンフィクション混ぜ混ぜで書いて話題を呼んだ。 何人かのフランス人からその本について、「あれって本当なの?日本ではあんな風にするの〜?」と質問を受けた。 あまりによくその話を聞くので(特に私が日本人だからだと思うけど)よし、自分も読んでみよう!と決心した。 そんな、大袈裟な、と言われそうだが、実は私はまだフランス語の本を一冊丸ごと読んだ事がなかったし、 読む自信もなかったので、実質、これを読み切れたら私のフランス語処女読書本になる〜!!とかなり意気込んだ!
読みはじめて困った。やっぱり難しい。フランス語はまだ自分の言葉じゃ無いのね・・・。 でも苦労して時間かけてその人の本を二冊読みきった(多少流した部分もあるけど・・・)。
で、、、、憤慨した。 これを読んだフランス人及び日本以外の国の人がこれを<日本>だと思ってもらったらどエライ事よ、コレ。 今もサムライがいるとかチョンマゲしてるだったら笑ってすむけど、彼女の話してるのは今日の日本。
日本では、海やプ−ルなどで溺れてる人を見掛けたら助けずにそっとしておいてあげるのが優しさなんですって。 何でも、助けられた方の人は助けれれた事に恩を感じないといけないので、、、どったらこったら。 それに自殺を計ってるのかもしれないから、それなら尚更その意志を尊重してあげなければならないとか。
時々一緒にプ−ルで泳いでた事のある友達もこの本を読んでたのを思い出して、急いで電話をかけた。 「もし私が溺れてたらちゃんと助けてね!日本人だから、、、と思って親切に放って置かないでね!」と哀願すると 笑われたけど、実は今まで信じてたらしい。あ〜ぶない、危ない。
他にもこの作家は、日本の企業で日本語を完璧に話す外国人顔の人が働くと、どんな扱いを受けるかを 書き綴ってる。OLとして入ってるのにイジメに遭い、どんどん地位(?!)を下げられてくんだと。 一日中、必要のない書類のコピ−をさせられ、どんなやり方をしても一からやり直させられ、その不必要な書類のコピ−に 一日中紙の無駄使いさせられたんだと。コピ−取りの次は車内便の配達係りになって、最後はトイレ掃除係りに なった経緯を詳しく、語ってある。確かに頷く部分もたくさんあったけど、誇張が多すぎるし 何より<そんな事ってないよな〜まさか。>な事もたくさんあって慄いちゃったっすよ、ワタシ。
だって、これ、ノンフィクションだも〜んと言われてしまえばそれまでなんだけど、実際にこの作者の父君がベルギ−の外交官で 日本にあるベルギ−大使館に駐在していた関係で小さい時から日本で過ごしていた彼女の経歴が知れ渡っている今、 ヨ−ロッパで結構ブ−ムになってる未知の国<日本>を知ってる人、って事で、彼女の書いた物は知らない間にほぼフィクションと取られてしまいがち。
恐ろしい事に、この本が結構売れた為、映画化される事になった。 <映画>なんて視覚によるイメ−ジで彼女の描く日本像を信じる人が更に増えるに違いない・・・・
彼女は<活字>という方法を使って、彼女を不当に扱った日本の会社と会社の人達に仕返しをしてるようにしか私には見えない。 そして彼女の復讐は大成功した。
でも彼女の為に言っておくけど、彼女の作家としての腕はすごいと思う。フランス語の正確さ、言葉の豊かさ、 文体、構成、どれをとってみてもホントすごい。だからこそフランス語が母国語じゃない私には読み辛かったのよ。 日本の事を書いてるからまだイメ−ジしやすかったけど彼女が他のテ−マで書いてるものはきっと読めないと思う・・・・
本好きのフランス人でもこの本は読みたくないって人が結構いた。独特な話の流れだし、例えばバスの待ち時間とかに軽く 読めるタイプの本ではないらしい。(そう言えば、そもそもバスや電車の待ち時間に本を読んでるフランス人をあまり見かけないなぁ・・) だから私に難しくって当然、と言われてホっとした。
ちなみにこの作家の名前は敢えて伏せておきます。取りあえずどんな本か自分も読んでみなくっちゃ、って 人が買っても、で、やっぱり憤慨しても、結果売り上げ数が伸びるのは確か。<よく売れてる本>の評判を結局上げる事になるんだから。
でもやっぱり読んで見るって人にはもちろん読んでもらいたい。だって、これはあくまでも私の読書感想文で、「いやいや最近の 日本の企業はこんなモンなのよ〜」って感想もあるかもしれない。でも、できれば図書館か人に借りて読んでね!見つかればね!!
☆この作家の名前をどうしても知りたい人は
yukinokino@hotmail.com
までご連絡下さい。
☆アナタのイメ−ジするフランスで、これは本当なの?って事があれば同じく
yukinokino@hotmail.com
迄ご連絡下さい。調査致します。
☆フランス人に聞いてみたい事があればしつこく
yukinokino@hotmail.com
迄ご連絡下さい。 質問がたまればアンケ−ト実施したいと思います。
ユキノキノでした。
This page is only Japanese. Sorry.
backissues:
01
02
03
04
05